生産者　/　小椋 和信

常にお客さんの求めるプラスαを目指し、感謝の気持ちを込めてしいたけを栽培しています。

しいたけの培地は全て口に入れても安全なもので作っていて、発生処理を一切行わず、ストレスを極力かけないような形で栽培しています。

一つの培地から収穫するしいたけの数を少なくし、美味しさを凝縮させて作っているのも特徴です。

味はもちろんのこと、見た目にもこだわり、目でも楽しめるようなしいたけを追求しています。

天皇陛下にも献上された逸品です。

［場所］郡山市湖南町
［主な生産物］菌床しいたけ（4 月～3 月）

生産者　/　吉田 睦美

大切なことは、鶏や羊たちの生活を「本来の姿にできるだけ近づける」ということです。

卵を取るための鶏、ではなく、鶏がはばたき、自由に歩いて暮らした結果の卵。

自然の中でうまれる豊かな恵みそのものなのです。

また、吉田さんは原発事故以降、途絶えてしまったふくしまの羊文化を再び取り戻したいと強く思っています。

「地元で育てた野菜やおからかすなどをエサにして羊を育て、この地の人に食べてもらう。」

そんな循環型のやさしい農業を目指していきます。

［場所］田村市
［主な生産］羊肉、鶏卵など

生産者　/　清水 大翼

「一頭一頭を大切に、高品質なミルクを」

鮫川村の若き酪農家で、ジャージー牛を飼育しているファームつばさ。

ジャージー牛はホルスタインに比べ、体が小さく乳量も少ないため、乳牛の全飼育頭数の中でも0.6%しかいません。

一頭ずつ丁寧にミルクを絞り、そのミルクは驚くほど濃厚で栄養価抜群です。

自家製チーズ、ミルクジャムなど加工品も開発中です。

将来は訪れた人が牛と触れ合える牧場を目指しています。

［場所］鮫川村
［主な生産］ジャージー牛乳、乳製品、加工品

生産者　/　鈴木 良浩

創業から130 年余り受け継いできた伝統を大切にし、手作りで醤油と味噌を醸造してきました。

麹蓋を使い麹づくりを行い、諸味の攪拌は櫂棒を使い手作業で行う、正真正銘の「手作り」の天然醸造醤油です。

桶を改造した大豆の蒸し器は手作りで、一般的には大豆は短時間で蒸すといわれていますが、鈴木さんはゆっくりと時間をかけて蒸すことで、大豆の甘みを引き出す独自の方法を見つけ出しました。

［場所］天栄村
［主な生産物］平右衛門（天然醸造醤油）、味噌、味噌だまり

生産者 / 柳田 美華

廃材を木製チップにして燃料に変え、 農業用ハウスの加温燃料に活用するなど循環型農業に取り組んでいます。

栽培している レタスや小松菜は みずみずしく 、 土による汚れや虫の付着がほとんどないのも特徴です。

従来から農業には「汚れる・きつい」というイメージがありますが、ハウスの中での水耕栽培という仕組みを導入することで、作業負担を軽減し地域に雇用も生み出すことにもつながっています。

［場所］ 郡山市
［主な生産物 ］フリルレタス、中玉トマト、小松菜、小ねぎ